初市展を開催します
初市展は店の1F、2Fを特設会場にして新作や話題のメーカーの商品をご覧いただけます。
今回は「永治屋清左衛門」、永井織物様の商品がやってまいります。そして、ご説明を頂ける職人、浜崎さん(はまちゃん)が解説をして下さいます。折しも、先日テレビで戦国時代の唐織の着物を復元された「永治屋清左衛門」さんの機織りのシーンが放映されその素晴らしさに圧倒されました。上質で厳選された絹糸で織りなされた唐織の着物の風合いはびっくりするほどしなやかです。
他にも初絹コーナーやおしゃれものコーナーなどがあります。
お楽しみに・・・・
イベント名 | 初市展 |
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日 程 | 2017年1月27日(金)、1月28日(土)、1月29日(日) |
時 間 | 10時~19時(最終日は17時迄) |
場 所 | 米品特設会場 (米品:愛知県名古屋市中川区畑田町3-50) |
お問合せ | 電話番号:052-382-2123 受付時間:10:00~18:00 |
その他 | ・大好評!展示会おやつコーナーあります ・VIPお得意様カード企画開催します |
日本の本物 京都二百年の老舗
後世に伝えられる清左衛門のきもの・帯
◆今回の初市の特別企画◆
京都の二百年の歴史を持つ唐織りの「永治屋清左衛門」(永井織物)さん登録です。
きもの専門誌などで何回も紹介され、脚光をあびている本物志向のきもの、帯メーカーです。
平安、戦国時代に登場した多くの姫ぎみの唐織衣装の復元製作をしている話題のメーカーです。
また期間中、職人さんが来られ「唐織り」の楽しいお話をお聞かせくださいます。
米品と直接のお取引の為、高級品がとてもお買い得です。ご来店を心よりお待ち申し上げます。
唐織の歴史
◆唐織とは◆
唐織とは、京都の西陣を代表する絹織物の一つで、他組織が三枚綾地で、文様になる箇所に緯糸を刺繍のように立体的に織り上げる技法です。
現在では、礼装用や袋帯や打掛として織られており歴史は古く、様々の名品が現代にも受け継がれています。
◆唐織のルーツは平安時代◆
唐織の「唐」とは中国から渡来した舶載品を唐物と呼び、贅沢な物、高価なものの総称として、その名残が「唐織」として現代にまで受け継がれていったと言われています。
唐織の起源はおよそ1200年前にまで遡り平安時代の十二単の上着(唐衣)に
用いられた浮織組織の技法を進化させたものが、現代の唐織りであるとされています。
◆室町時代 能装束により確率された唐織の技法◆
能は、鎌倉時代後期から室町時代初期に世阿弥によって完成を見た日本の舞台芸術であり、現実から遊離した幽玄の世界を演出するために珍しく、尊い素材や意匠が厳選された能装束の中でも、さらに絢爛豪華さを増し、進化を続けた唐織の技法は足利将軍や能楽にも次々と取り入れられ、能装束の主流となって行くのです。